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編集長対談 小嶋が行く! 第4弾:太田一美氏 【第8回 幼年教育の質を上げるパイロットモデルに】<有料マガジン・メンバー無料>

「ささエる」の小嶋悠紀編集長が、様々な人たちと特別支援に関する対談をするコーナーの第4弾です。
今回の対談相手は就学前の子供たちの療育を行っている一般社団法人Advanceの太田一美氏です。
この対談のテーマは「未就学児の発達障害への治療的な保育とは」です。
第8回は「幼年教育の質を上げるパイロットモデルに」です。
※有料マガジンとなっております。
※続きはマガジンを購入いただくか、「ささエる」メンバーシップ(月額600円)にご登録いただくとお読みいただけます。(7-10月連載)
※今回が最終回です。

小嶋 太田先生のお話を聴いていて、小学校の特別支援教育で「なんでそうなるのか」ということの理由が何となく見えました。特別支援学級の先生も国算は得意なんですよね。だから、国算を抜き出して、特別支援学級で国算を受けてもらったら、安定度が高いんですよ。でも、音楽や図工を抜き出して支援級に来られても、「(安定しないから)教科指導できないじゃん」となってしまう。それなら、あどばんすさんの個別療育をやろうとか、SST(ソーシャルスキルトレーニング)をやろうとか思い立ってやってみるけれど、うまくいかない。だから、支援級の先生も「国算を取り出して支援級で指導したい」みたいな話になっちゃうんですよね。でも、逆転の発想じゃないですけれど、きちんと療育を通過してきた子供たちは、逆に国算で力を発揮するということですね。

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