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合奏の楽しさを感じられるハンドベル

静岡県公立小学校教諭 広畑宏樹

Q1,どういう工夫をした写真か

 音楽の授業の楽器演奏を、タッチ&グリップタイプのハンドベルで行った。

Q2,どんな効果があったか

 知的な遅れや不器用さにより鍵盤ハーモニカやリコーダーでは難しいという子たちも、操作が簡単なので演奏に取り組むことができるようになった。
担当の1つの音をタッチで鳴らすという段階から始めた。これまで参加できなかった子たちも合奏に参加し、みんなと活動を楽しむことができた。やがて、振って鳴らすこともできるようになった。
 鍵盤ハーモニカができる子も、音階やリズムを覚えるステップの1つとなり、意欲的に取り組むことができた。
 息を合わせる必要があるため、互いを意識して演奏しようとする態度を養うことができた。

※聴覚過敏の子もいるため、実態に応じて使用する。

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