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小嶋悠紀の特別支援教育コンパス第33回 【2024年もみんなを「ささエる」優しい年にしましょうね】

2023年4月より始まった「ささエる」編集長・小嶋悠紀の連載です。


今回は新年のご挨拶ですが、その前に、1月1日に小嶋編集長のインスタグラムで発信された「発達障害の子供たちの災害注意事項」へのご案内を掲載いたします。
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北陸のたくさんの発達障害を持つ子供の保護者の方にこの情報が届きますように!!(小嶋編集長TOSS-SNS 1月1日の発信より)

石川県を中心とした「令和6年能登半島地震」の被害にあわれた北陸の皆様に、編集部一同、心よりお見舞い申し上げます。
少し状況が落ち着いた今だからこそ、届く情報もあるかと思います。
ぜひ、小嶋編集長から発信されたこちらの情報を役立ててください。


「ささエる」本格オープンの11月からは毎月第1・3木曜日の更新となりました。メンバーシップ限定記事ですが、第1木曜日はどなたでもお読みいただけます。
今回は第1木曜日で、しかも新年第1弾ですので、どなたでもお読みいただけます!

 みなさま明けましておめでとうございます!
 本年も「ささエる」をよろしくお願いいたします。
 2023年にスタートした「ささエる」ですが、1800名以上のお仲間と日本の特別支援教育を一緒に推進していけることをうれしく思っています。
 2024年は、特別支援教育の中でも大きな変更点がある年です。
 令和6年4月1日に、
「障害者差別解消法の改正」
が待っています。
 今まで、「事業者(様々なサービスの提供者)」の合理的配慮の提供は「努力義務」でしたが、今回の改正により地方公共団体と同様「義務」となりました。
 教育関連で言えば「子供たちの習い事」などにおける「合理的配慮の義務」が課せられることになります。
 これにより
「社会全体に、障害のある人たちへの合理的配慮の提供が義務化された」
ということになります。
 まさに「日本全国で優しい共生社会の実現」に一歩踏み出したことになります。
 そして、この社会の基本的な基盤をつくっていくのが特別支援教育であることは、揺るぎない事実です。
 「ささエる」は、「支える」から派生したマガジン名です。
 特別支援教育によって「子供たちを支える」ことは、もちろん第一義的に重要なことです。
 それに加えて、「ささエる」では「先生たちや支援主体者を支える」ことも行っていきます。
 それらのことを実現する過程で、
「日本という社会の優しさを支える特別支援教育総合WEBマガジン」
の実現を目指して、本年も様々な情報発信を行っていきます。
 2024年はさらに誌面や企画の充実を考えております。
 ぜひメンバーシップご登録をお待ちしています。

2024年の始まりに寄せて
小嶋 悠紀


●小嶋悠紀プロフィール●
本誌編集長・元小学校教諭
(株)RIDGE SPECIAL EDUCATION WORKS 代表
大学当時より発達障害の青年たちの余暇支援活動団体を立ち上げ発達支援に関わる。卒業後、特別支援を要する子供たちへの支援を中心に講演活動を行う。長野県養護教諭研究協議会において、全県の幼・小・中・高・特の1000名の養護教諭に特別支援の講演を行う。NPO法人長野教師力向上NETでも発達支援者育成部門を担当。


※この記事へのお問合せはTOSSオリジナル教材HPまで。
https://www.tiotoss.jp/
© 2024 TOSS,The Institute for Teaching-Skill Sharing.Printed in Japan

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