勤務校みんなで行うベーシックスキル「ユニバーサル5」
①一文一意で短く伝える②安心感を与える③授業中の活動・動きを増やす④刺激量を使い分ける⑤気付かせて・教えて・ほめる を職員の共通行動にする。
長野県公立小学校教諭 原良平
「教科書38ページを開いて、3番の問題をノートに解きましょう」。
教室でよく聞く指示ですが、「先生、何やるの?」と聞き返す子供は珍しくありません。
この子はやる気がないのでしょうか? いえ、やる気がないならば聞き返しません。
子供の困り感には、気持ち以外の原因があります。それは「脳の発達」です。
発達の凸凹が大きいことで困り感を抱えている小中学生が8.8%いるとのこと。(令和4年文部科学省調査)
成長の過程で凸凹が大きい時期だからこそ、どの子にも分かりやすく教える工夫が必要です。
勤務校で、子供の姿に合わせた「ユニバーサル5」という工夫を定めました。