「ささエる」の小嶋悠紀編集長が、様々な人たちと特別支援に関する対談をするコーナーの第2弾です。
今回の対談相手は料理系トップYouTuberで「Ponte Carbo」オーナーシェフでもある小林論史氏です。
この対談のテーマは「障害があっても多様な職業に就ける」です。
第1回は「なぜ、『ささエる』で『シェフロピア』さんなのか」です。
※有料マガジンですが、今回の記事は無料でお読みいただけます。
※続きはマガジンを購入いただくか、「ささエる」メンバーシップ（月額600円）にご登録いただくとお読みいただけます。（10-1月連載）
※記事の最後に続きの対談風景の動画を収録しています。

小嶋　本日は、「ささエる」対談に、シェフロピアさんをお迎えしました。
小林　ありがとうございます。
小嶋　よろしくお願いします。
小林　よろしくお願いいたします。

小嶋　長野県の僕の家の近くで10年間、お店をやっていて、本当に開業当時から家族でお世話になっておりまして。
小林　ほんとに、小嶋さんのおかげで10年間できたと言っても過言ではないです。

小嶋　いやいやいや、それは言い過ぎ（笑）。本当に、もちろんトップYou TuberとしてシェフのYou Tube、非常にたくさんの方がご登録されている（https://www.youtube.com/channel/UCTNUzGFfCdUldW6SL_3fAVA）。そして、レシピ本もバズっていて、まさに飲食店のオーナーとしてご活躍されているというところに、僕も注目をしまして。
というのも、学校の先生というのは、基本、学校の先生しかやったことがない。大学時代のアルバイトでも家庭教師とか、塾の講師とか、そういったことをやる人がほとんどで。もちろん飲食店などのアルバイトを経験する方もいらっしゃるんですけども。でも学校の先生というのは基本的に真面目なので、「You Tuberって正直どうなんだ」と、職業としてはあまり良い印象をもっていません。
小林　でしょうね。ある意味、正解かもしれないし、ある意味、不正解かもしれない。
小嶋　そこの部分を掘り下げて、私たち教員とか、保護者の方とか、この記事を読んだ発達障害のある方とかが、「実際、You Tubeで活動するっていうのはどういうことなのか」ということが分かるようなお話を伺いたいと思っています。現実にある光と闇みたいなところもお伺いしたいですし、やり甲斐とか、本当に大変だったところとか、そういったところもお伺いしたいと思っています。

　あと、もう１点は、本業のシェフとしてのご意見です。飲食店で働くということが、僕たち教員にはまったくイメージがつかない。雇用主として、こんな人がやって来たとか、こんな人がいて大変だったとか、その辺のお話をお伺いしたいです。また、ご自分が飲食店に就職が決まって社会に出て行くというときに「こんなスキルが必要だった」という経験談や、逆に雇う側から見た時の話。こういうことができていてほしいとか、そういったようなことをお聞きできればと思います。それと合わせて、シェフのお知り合いに尖りに尖った変わった人がたくさんいらっしゃると思うんですけど（笑）。
小林　いますね、います、います（笑）。

小嶋　そういう「尖ればこんなふうに活躍することもできるぞ」といったようなエピソードも、是非、この対談の中でお伺いできればと思っていますので、よろしくお願いいたします。
小林　よろしくお願いします。

（「２，YouTuberになるまでの道のり」に続く　2023.10.27アップ予定）

この対談の続きを少しだけ動画で公開いたします！
気になった方は、ぜひ、メンバーシップにご登録ください。

小林諭史
動画クリエイター
「Ponte Carbo」オーナーシェフ
YouTube Chef Ropia
イタリア料理店の経営と並行して、イタリアンのコツをわかりやすく伝えるレシピや、プロの技を惜しみなく伝えるYouTubeチャンネルを運営する。チャンネル登録者数は現役シェフトップクラス。
https://www.youtube.com/channel/UCTNUzGFfCdUldW6SL_3fAVA

小嶋悠紀
本誌編集長・元小学校教諭
（株）RIDGE SPECIAL EDUCATION WORKS 代表
大学当時より発達障害の青年たちの余暇支援活動団体を立ち上げ発達支援に関わる。卒業後、特別支援を要する子供たちへの支援を中心に講演活動を行う。長野県養護教諭研究協議会において、全県の幼・小・中・高・特の1000名の養護教諭に特別支援の講演を行う。NPO法人長野教師力向上NETでも発達支援者育成部門を担当。

※この記事へのお問合せはTOSSオリジナル教材HPまで。
https://www.tiotoss.jp/
© 2023 TOSS,The Institute for Teaching-Skill Sharing.Printed in Japan