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<発達障害の子が熱中したTOSS教材>英会話授業で活躍するフラッシュカード

「楽しかった!」「覚えられた!」という成功体験が得られるフラッシュカードは、子供たちに自信をもたせる。

愛知県公立小学校教諭 井戸砂織

英会話授業で大活躍するのがフラッシュカードである。

私がずっと使っている教育技術研究所の「フラッシュカード」は、以下の点で優れている。

① めくりやすい。
② 何をかいているか一目で分かるイラストである。
③ 表は絵だけ、裏に文字。

一度、使ってみるとそのめくりやすさに驚くだろう。めくりやすいからこそ、授業に大切な「リズムとテンポ」を生み出し、子供たちを集中させることができる。

五年生の時に担任したAくんは、4月当初、分からないことがあると泣いたり、怒ったりする子だった。

そのAくんは英会話の授業が大好きだった。特に、フラッシュカードが好きだった。フラッシュカードをじっと見て、教師と一緒に発話する。
「ちらっと見せる」「一部だけ見せる」などの変化のある繰り返しに熱中し、大きな声ではりきって答えた。

授業でAくんを当てると、ピョーンと跳び上がって嬉しそうに立ち上がるその姿を、今でもよく覚えている。

「言える!」という自信があるからこそである。カードを見せると、大きな声で英語を言うことができた。

Aくんにとってフラッシュカードを使う英会話の授業は成功体験の連続であった。


写真は「フラッシュカード1」より

※この記事は2016年10月1日発行の『TOSS特別支援教育 第4号』に掲載されたものの再掲です。一部、名称等が当時のものになっていることがありますこと、あらかじめご承知おきください。

※この記事へのお問合せはTOSSオリジナル教材HPまで。https://www.tiotoss.jp/

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