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ささエるマガジン第3号 編集後記

ささエるマガジン第3号をご愛読いただきありがとうございます。
10月末をもちまして、第3号が完成いたしました。
皆様のお役に立つ情報をご提供できましたら幸いです。
第4号は11月~2月に順次公開していく予定となっております。
第4のテーマは「発達障害のある子供たちと信頼関係を結ぶ先生になるポイント」です。どうぞお楽しみに!

【編集長 小嶋悠紀】
 アメリカ:ボストンに世界最先端の特別支援教育視察に行ってきました。どの地域でも「特別支援教育のシステム」が充実しており、どの子にも支援が行き届くシステムとなっておりました。子どもに対応する大人個人の「質・レベルの違い」によるばらつきが出ないようにしているシステムは、日本も学ぶべきことが多いと思いました。
 では、日本の特別支援教育はダメなのか? というと、そういうことでもないと思います。
 日本の特別支援教育は、システムではなく「先生方の善意と熱意と工夫」で支えられているのです。
 それぞれの先生方の「工夫」をできるだけ集めて、日本の支援を必要とする子供たちへ届けるのが「ささエる」の役割です。ぜひ多くの方のお知恵と工夫をお寄せください。積極的に立候補して書いていただきたく思います。
(ご連絡は教育技術研究所 info@tiotoss.jp まで)

【副編集長 長谷川博之】
 自情学級や知障学級の生徒も複数交流に来ている我が学年にあって、誰もが居場所をもち、青春を謳歌する学校生活をつくりだすべく努めています。先日の文化祭学級合唱の部では、彼らも含め全員が舞台に上がり、大迫力の素晴らしい歌声を披露しました。
 ここ最近、私は「障害名で語る」ことのデメリットを痛感しています。とりわけ生半可な知識をふりかざすだけで適切な指導がついてこない例が少なくない現実に憤りを覚えています。障害名があるのではなく、その子がいる。その子にほんとうに適した対応を、精確なアセスメントを土台として実現していく。それが私たちの仕事です。

【編集部 小松和重】
 第3号ミニ特集で「若手教師の特別支援教育実践」①~③が公開されました。この実践報告は、「TOSS20代合宿」中の深夜1時頃から、10数名の20代教師が執筆しました(講師の私も)。合宿にZoomで参加されていた編集長の小嶋悠紀氏が、提案してくださったからです。その場ですぐに書けるということは、全国から集まった若手の志+特別支援教育に関して書く内容があふれているということです。ぜひ、皆様もTOSS-SNS Workplace等で、書ける範囲で実践を報告しませんか。

【編集部 野口雄一】
 掲載されている先生方の原稿を読ませていただくことで、私自身も毎回たくさんの学びをいただくことができます。
 学べば学ぶほど、力をつければつけるほど、子供たちの成長に還元される。
 先生方が生み出す「子供の事実」を知り、
 もっと頑張らなければと学びの熱をいただけます。
 このような素晴らしい「子供の事実」の数々を、多くの先生方に知っていただけるよう、さらに広めていきます。


<奥付>
ささエるマガジン 第3号
2024年7月~2024年10月

特別支援教育総合WEBマガジン「ささエる」
発行者 安田亮
編集部 小嶋悠紀(編集長)、長谷川博之(副編集長)小松和重、野口雄一
    田村純子(編集メイン担当)
校正協力 板倉弘幸
編集協力 株式会社友人社
デザイン 角のぞみ
イラスト 信吉

教育技術研究所(TOSSオリジナル教材)
〒142-0064 
東京都品川区旗の台2-4-12 TOSSビル
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Email: info@tiotoss.jp  HP: https://www.tiotoss.jp/


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※この記事へのお問合せはTOSSオリジナル教材HPまで。
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