清掃時の工夫・箒編
新潟県特別支援学校教諭 野田晴高
Q1,どういう工夫をした写真か
知的特別支援学校では、散見される清掃指導の工夫の一つである。作業学習や個別の学習時に行った「紙ちぎり」を利用する。ゴミを見やすくするために、床にちぎった新聞紙をまく。それを目印に、ゴミを箒で掃く練習をする。
また、強風時には、ちぎった新聞紙が舞ってしまうため、事前に適量の水を振りかけておく。重みをつけたり、集めやすくしたりするためである。
Q2,どんな効果があったか
ちぎった新聞紙ゴミは、大きく視覚的に認識されやすいため、指定した場所に集めやすく、スムーズな清掃活動ができた。また、水を振りかけることで、風で移動したり、舞ったりするのを防ぐことができ、子供たちのイライラも軽減された。
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