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ささエるマガジン 第4号

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特別支援教育に特化した「ささエるマガジン」の第4号です。 今回は発達障害のある子供たちと信頼関係を結ぶためのノウハウを学ぶことができる内容です。 学校の先生方はもちろん、子育てに…
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ささエるマガジン第4号 ~コンテンツのご案内~

「ささエるマガジン」は4か月に1号のペースで配信していきます。 週1回、毎週火曜日に更新(平…

飛び出す子が変わった! 付箋マジック

付箋に授業態度の良い所を書き、本人に渡す。付箋を連絡帳に貼ることで飛び出し0へ。 石川県…

<4コマ漫画>教師が褒めたことを伝えることで、保護者の本児への見方が変わり、対応…

『TOSS特別支援教育』誌第15号24ページの大迫利江氏の記事を漫画化しました。 愛知県公立小学…

教師と保護者とで協調関係を築こう

教師と子供をつなぐパイプ役がお母さん。対立関係ではなく協調関係を目指すその一歩目は、目的…

部活を途中参加、早退することが苦手な生徒に

イレギュラーが苦手な生徒には、一緒に見通しをもたせるための「作戦」を立てよう。 愛知県中…

誰にも否定されない、応援される安心感を生徒集団でつくっていく手順を教える

戸惑う生徒には、他の生徒が自然にサポートするしくみをつくる。励まし合いからできるようにな…

お母さんの0.5歩前を歩いて、子供を伸ばす

お母さんのペースに合わせて、子供にとって益になることを相談する。 兵庫県中学校教諭 大鳥真由香 Aさんは小学校から不登校が続いていました。 集団に入ることがしんどい、なかなか気力が湧かない、というお子さんです。 ご家庭の状況も苦しく、お母さんは心を許した人としか話せない人でした。前年度の担任は、家庭訪問や電話のたびに1時間以上お母さんの話を聞いていたと言います。 私が担任となり、週1回の家庭訪問を続けました。 週1回と決まったのは、Aさんとお母さんとの相談の上です。回数が

保護者からのSOSにドクター・専門家が答えます! IQ68の小学4年生男子児童への対…

学級崩壊したクラスにいる子供の保護者は何をしたらいいでしょうか? 回答:安原こどもクリニ…

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ドクター・専門家からの提言 コミュニケーションから学ぶ特別支援 何が特別支援教育…

発達障害について専門家から学び、個別に対応すると、クラスがまとまらなくなる。逆に、学ばな…

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授業で下がった自己肯定感は授業で高める

発達障害傾向のある子は、授業で叱責されることが多い。「本当は目立ちたい」という気持ちを生…

現場で本当に効果があった!特別な支援を要する子への声かけ・接し方(小嶋悠紀セミナ…

子供に安心感や一体感を生む環境をつくる。 NPO TOSS理事 (株)RIDGE SPECIAL EDUCATION WO…

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多動の対応の基本は「刺激を減らす!」あの子も落ち着く環境づくり

教室をスッキリ、教師の声を優しく穏やかにしたら、多動なAくんが落ち着いて過ごせるように! …

いつでも見て安心! 視覚支援教材

長期記憶保持を助けるツールとして、九九表や数直線、五十音図を机に掲示していつでも見てよい…

子供の「好き」を理解し、日常的に関わることが関係性向上の第一歩

日常的な関係性の向上が、「教えて褒める」ことの効果を倍増させる。 宮城県公立中学校教諭 工藤孝幸 多動性や衝動性が強い男子中学生を受けもっています。この子はワーキングメモリーが少なく、思ったことをすぐに口に出してしまいます。言い間違いによって周囲の注目を浴び、不適切な行動が強化されてきました。卑猥な言葉を連呼したり、立ち歩いたりして周囲に迷惑をかけることもありました。 この生徒への対応として有効な手立ては3つあります。 子供の「好き」を理解し、日常的に関わる 適切な行