お母さんの0.5歩前を歩いて、子供を伸ばす
お母さんのペースに合わせて、子供にとって益になることを相談する。
兵庫県中学校教諭 大鳥真由香
Aさんは小学校から不登校が続いていました。
集団に入ることがしんどい、なかなか気力が湧かない、というお子さんです。
ご家庭の状況も苦しく、お母さんは心を許した人としか話せない人でした。前年度の担任は、家庭訪問や電話のたびに1時間以上お母さんの話を聞いていたと言います。
私が担任となり、週1回の家庭訪問を続けました。
週1回と決まったのは、Aさんとお母さんとの相談の上です。回数が