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TOSS特別支援教育創刊号

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2015年10月発行の「TOSS特別支援教育」創刊号の記事です。
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記事一覧

<保護者からのSOSにドクター・専門家が答えます!>特別支援学級への入級が本当に…

特別支援教育では、子供の特徴を周囲が理解し、本人に無理がかからないことが大切である。回答…

<あなたのお悩みを人気講師がずばり回答!>悩みが消えるQA 第1回②

(①つづき) 質問2 小学校四年生の女の子です。現在、不登校気味です。通常学級です。 二…

<あなたのお悩みを人気講師がずばり回答!>悩みが消えるQA 第1回①

先生方から寄せられた質問に本誌編集長・副編集長が回答するコーナーです。 パニックになる子…

向山洋一がたどった特別支援教育の歩み~それは「ぼく死にたいんだ」から始まった~

発達障害の概念が全くなかった時代に実現していた向山実践。今でも追随できないほどのその先進…

<特別支援教育最先端 海外先行研究を知ろう!~日本の教師が知らない最新研究~>な…

公益社団法人子どもの発達科学研究所 和久田 学 始まり 特別支援学校の教師をしていたとき…

<ドクター・専門家からの提言>発達障害からギフテッドに

発達障害という概念の行き過ぎが、社会の中で起きている。我が国を背負うであろう子供たちの就…

<みんなが楽しく取り組める 脳トレ教材活用術>毎日でも楽しい! 早探し対決や創作問題で、一緒にどこどこ♪

他の見つけ本には見向きもしない子も夢中に! やがて、自作の問題を出せるようになった! 静岡県公立小学校教諭 広畑 宏樹 一 この見つけ本だけ夢中に! 「先生、やろう? どこどこ!」 自閉スペクトラム症のAさん(情緒学級一年生)が、毎日毎日せがんできた。『アタマげんきどこどこ』(騒人社)という見つけ本(視覚探索絵本)にはまっていた。他の見つけ本には見向きもしないのに、この本は夢中になった。   二 活動から入り、楽しむ! 「『おはよう』の女の子、どこ?」 「みつけてど

<教室でそのまま使える! クラス全員が熱中する教材集>発達障害の子も高得点がねら…

難しい計算は必要ないが、ワーキングメモリーをちょっと使いつつ、ひらめきで勝負できるぺーチ…

<“あの子も変わった”教室での実践記~特別支援学級編~>居場所づくりで感覚過敏に…

聴覚や視覚の刺激に過敏な自閉スペクトラム症の子供の刺激を調整する。山梨県特別支援学校教諭…

<“あの子も変わった”教室での実践記~通常学級編~>「みんな楽しみにしているから…

笑顔のA子。万策尽きるまでやったのか? 知的障害のあるA子が教室で初めて見せた笑顔は、会…

<こだわりの強いあの子…どう対応する?>頑固なダウン症の子には、ユーモアのある声…

セロトニン5を日常的に行い、自己肯定感を高めていく。 香川県特別支援学校教諭 TOSS香…

<こだわりの強いあの子…どう対応する?>現状を受け入れるから、対策が見えてくる

生徒には生徒なりの事情がある。それを無視した指導は成り立たない。現状を受け入れることから…

<こだわりの強いあの子…どう対応する?>受容しほめる 促しほめる 笑顔で

相手を快の状態にさせ、こだわりの壁を低くする。 岩手県公立小学校教諭 TOSS銀河TS …

<こだわりの強いあの子…どう対応する?>まずは「こだわること」を受け入れることが大切

こだわりをなくそうとするのではなく、日常生活に困らない程度に減らすことを目指したい。島根県公立小学校教諭 川神 幸 「とにかく、こだわりが強くて、何度でもやり直しをしたがります」転入してきた二年生の春、在籍していた学校からはそんな引き継ぎを受けた。 そして出会い。「そんなに何度も消さなくてもきれいに書けているよ」その言葉も、彼には受け入れられない。自分が納得するまで何度もノートを書き直す。「もう、きれいにしまえているよ」聞こえているのかいないのか、靴箱の前で、納得がいくま