マガジンのカバー画像

ささエるマガジン 第3号

25
特別支援教育に特化した「ささエるマガジン」の第3号です。 今回は日常生活を安定させるための様々な対処法を知ることができる内容です。 学校の先生方はもちろん、子育てに悩んでいる保護…
運営しているクリエイター

#発達障害

ささエるマガジン第3号 ~コンテンツのご案内~

「ささエるマガジン」は4か月に1号のペースで配信していきます。 週1回、毎週火曜日に更新(平…

部活動でも「時・場・礼」を徹底!

部活動の顧問とは、学級でいう担任の先生。環境調整役として、より良い雰囲気づくりから! 岩…

子供たちにこれまでのことを聞く

子供たちはこれまでに学校生活の仕方を身に付けている。転任者が担任しても今までのやり方を通…

殴る・蹴る・罵倒するAくん! 怒りの感情を自分でコントロールできるようになった!

怒りの感情をコントロールするためには、4つのステップがある。このステップを踏むと、怒りの…

落ち着きのない子供たちを授業に集中させるために

授業中の子供たちの安定には、教師の授業力向上と周囲の環境整備が不可欠である。 愛知県私立…

二次障害の児童には、こう対応する

教師の不適切な対応によって、二次障害を引き起こすことは多いです。今回は、そんな児童への効…

<神谷先生の4コマ漫画>「全体」しかるのち(然る後)「個」

TOSS特別支援教育誌第11号28ページの大鳥真由香先生の記事を漫画化しました。 愛知県公立小学校教諭 神谷優美 NG対応 全体の前で叱責する OK対応 全体を動かしてから対応する 原則は「全体しかるのち個」です。全体を動かす指示を出し、教室全体が活動に入ってから、個別対応を行います。全体の前で個人に向けて注意すると、生徒は自分ができていないことが全体に周知され、活動がしにくくなります。 素直に大人の言うことを聞きたくないやんちゃな生徒でも、目立たない個別対応をすれば

子供の成長を支えるお母さんと教師の連携プレー

子供の成長には家庭と学校のチームワークが欠かせない。 宮城県公立小学校教諭 菅野祐貴 小…

多動の子供もリラックスできる! 動的休憩のススメ

座ってじっとすることだけが休憩ではありません。その子に合ったリラックス方法を一緒に探して…

大人が子供のこだわり行動を受け入れると、指導が変わる

こだわりを受け入れる心構えをもっていれば、一呼吸おいて余裕をもって対応できる。 長野県公…

これは役にたった! 目からうろこの特別支援教育対応教師のベーシックスキル3

通常級から支援学級をもった時に、これは役に立ったという教師のベーシックスキルベスト3を紹…

「マグネットひらがな表」で読めた!書けた!

Yくんは知的学級に入学してきた1年生。「お勉強大好き!」の気持ちを大切に、毎日ひらがなの学…

負の要素を超えていく教師の集団力「TOSS特別支援教育セミナーIN東京」(2024年6…

幼児期・児童期に適切な支援を得られなかった思春期生徒にこそ必要な支援 長谷川はここまで支…

300

「算数はやらない」子が10問コースを選び100点を取った日

本人が「やってもいい」と思う仕掛けをたくさん用意し、「やったら褒める」を繰り返したらドラマが起きた。 北海道公立小学校教諭 吉田沙智 春の引継ぎで「太郎君は、算数の時間は寝ています」と言われました。 出会いの場面で、太郎君本人からも「算数は、絶対やらないからね」と宣言されました。 通常、「進級後の最初の三日間」はどんな子も学習をがんばろうとする「黄金の三日間」であると言われますが、太郎君は違いました。 算数1日目、始まる前に「ぼくは、算数はやらないよ」と念押しされまし