ささエる|特別支援教育総合WEBマガジン
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<荒れた中学校を立て直した! 人生を変える指導法>自己決定権は尊重するが主導権は渡さない④
(③つづき)
私は生徒に日記も書かせていますが、4月は多くの生徒が毎日1、2行です。
「疲れた」とか「何もない」とか。そこで、私が「つまらないと言うお前自身がつまらないんだよ」と書いても仕方ない。それは私もやるけれども、それはもう少し後、鍛えの段階に入ったらの話です。
初期段階では、私はたくさんコメントを書きます。書いて、書いて、書きまくる。すると生徒の文章が変わっていく。一学期が終わるころ
<荒れた中学校を立て直した! 人生を変える指導法>自己決定権は尊重するが主導権は渡さない③
(②つづき)
教師は最初から説教に入りがちです。それでは効果が薄いと思います。
小学校時代から当番の仕事を全くやってこなかった生徒もたくさんいました。
給食当番とか掃除当番とか、時間になるとどこかに行ってしまう。体育館や校庭で遊んでしまうのです。そのうち帰ってきて、「いただきます」も言わずに自分の分を食べ始める。そんな中学生が、荒れた学校には存在するわけです。小学校から「いただきます」で食べて
<荒れた中学校を立て直した! 人生を変える指導法>自己決定権は尊重するが主導権は渡さない②
(①つづき)
私の対応のポイントの1つが、肯定的フィードバック。説諭でも共感でもない、
第3の対応です。私はたとえばこう言います。
「君、先生の給料は1年で400万円かかるのを知っているか。400万だよ。8人だといくらかかるか分かる? そう、良く計算できた! 3200万。1人で済めば400万。8人だと3200万。差額を引き算して。そうそう、2800万円! 君たちはな、顔も知らない大人たちが汗
<荒れた中学校を立て直した! 人生を変える指導法>自己決定権は尊重するが主導権は渡さない①
一筋縄ではいかない生徒の変容を促す超積極的対応。埼玉県公立中学校教諭 長谷川 博之
教師力パワーアップセミナー 対応により、子どもは変わる
特別支援の知見を活用した長谷川博之の対応技術
2015年7月、大阪府大阪市にて開催。
「対応により、子供は変わる」をテーマに、特別支援教育の知見を活用した対応技術が示された。
どんな状況でもあきらめず、圧倒的な子供の事実を作り出す長谷川氏の講座は圧巻。
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