ささエる|特別支援教育総合WEBマガジン

「ささエる」は、“先生たちとつくる” 特別支援教育の総合WEBマガジンです。 特別な支…

ささエる|特別支援教育総合WEBマガジン

「ささエる」は、“先生たちとつくる” 特別支援教育の総合WEBマガジンです。 特別な支援が必要な子供たちに、経験豊富な学校現場の先生や専門家の実践的な記事を配信します。先生方はもちろん、保護者の方もすぐに役立つ内容を目指しています。 7~10月はささエるマガジン第3号を配信!

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マガジン

  • ささエるマガジン 第3号

    特別支援教育に特化した「ささエるマガジン」の第3号です。 今回は日常生活を安定させるための様々な対処法を知ることができる内容です。 学校の先生方はもちろん、子育てに悩んでいる保護者の皆さまにも、ぜひお読みいただきたい内容です。 ライターはすべて、教育現場で実際に子供たちに接している先生方です。 「本当に効果があった」子供たちへの対応を学ぶことができる貴重な話が満載です!

  • 教材ひろば

    メンバーシップ限定で、ミニ賞状データや校内研修で使用できるプリントなど、お役立ちアイテムを無料ダウンロードできます! 教材はどんどん追加されていきます。 何度でもダウンロードできますので、自由にお使いください!

  • 編集長対談 小嶋が行く! 第4弾【メンバー無料、全8回】

    今回、小嶋編集長が対談するのは、一般社団法人Advance 代表理事の太田一美先生です。 就学前の子供に対する「療育」を進める太田先生は、元小学校教師であり、TOSS教材を使った療育を実践されている第一人者でもあります。 全8回のマガジンです。記事は月2回ずつアップしていきます。 (6月-10月で連載) マガジンを購入された方は、購入後にアップされたマガジン内の記事もすべてお読みいただくことができます。 1, “もっと前から関われていたら”の想いからスタートした「あどばんす」 2,療育の現場でも教材の質の高さが重要 3,「生活自立ができるか」がゴールの基準 4,着替えもお弁当も「先生は手伝いません」 5,就学を考えるために保護者が模擬授業を受ける 6,お父さんを巻き込むことの重要性 7,小学校に上がる準備のための“小集団療育” 8, 幼年教育の質を上げるパイロットモデルに

  • 小嶋編集長が認めた! 注目の特別支援教育実践

    全国の先生方が行っている特別支援教育の実践から、「ささエる」の小嶋編集長が「これは!」と注目したものをピックアップし、原稿をご依頼しています。 今、ぜひ多くの人に知っていただきたい実践を、リレー連載で公開していきます。 ※月1回更新、執筆者は次々に替わっていきます(1人3回程度の連載となります)。

  • ささエるマガジン 第2号

    特別支援教育に特化したマガジンの第2号です。 今回は新年度のスタートダッシュを応援する内容です。 学校の先生方はもちろん、子育てに悩んでいる保護者の皆さまにも、ぜひお読みいただきたい内容です。 ライターはすべて、教育現場で実際に子供たちに接している先生方です。 「本当に効果があった」子供たちへの対応を学ぶことができる貴重な話が満載です!

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    発達障害・グレーゾーンの子がグーンと伸びた 声かけ・接し方大全 イライラ・不安・パニックを減らす100のスキル (こころライブラリー)

    小嶋 悠紀

記事一覧

くり上がりのあるたし算は「ジョイントマット」を歩かせて〈体感〉させる

茨城県公立小学校教諭 後藤 隆一 ●写真の説明  9+4であれば、教師は「9歩いてごらん」「+4歩いてごらん」と指示し、歩かせる。3歩分はみ出すから、「9+4は、10と3で…

落ち着いて自習できる時間が生まれるアイロンビーズ

静岡県公立小学校教諭 広畑宏樹 Q1,どういう工夫をした写真か  自習課題の1つとして、アイロンビーズといろいろな形のプレートを用意した。 Q2,どんな効果があったか …

小嶋悠紀の特別支援教育コンパス第52回 【あらためてADHDとASDの教育現場における課題を考える⑦〜ASDの子供たちが起こす課題へ…

 大好評の編集長日記「小嶋悠紀の特別支援教育コンパス」は、毎月第1、3木曜日に更新されます。  特別支援教育の第一人者である小嶋編集長の貴重な知見が惜しみなく盛り…

<第3号ミニ特集>若手教師の特別支援教育実践③

特別支援教育に携わる若手教師たちが合宿を行い、それぞれの実践を報告し合いました。若手たちのフレッシュな実践の数々をご紹介いたします! (構成:「ささエる」編集部…

<第3号ミニ特集>若手教師の特別支援教育実践②

特別支援教育に携わる若手教師たちが合宿を行い、それぞれの実践を報告し合いました。若手たちのフレッシュな実践の数々をご紹介いたします! (構成:「ささエる」編集部…

<第3号ミニ特集>若手教師の特別支援教育実践①

特別支援教育に携わる若手教師たちが合宿を行い、それぞれの実践を報告し合いました。若手たちのフレッシュな実践の数々をご紹介いたします! (構成:「ささエる」編集部…

「おてほんくんかけ算九九1,9の段」PDF無料ダウンロード!(メンバーシップ限定)

 ささエるメンバーシップにご登録いただきありがとうございます。  メンバーシップ特典としまして、特別支援教育にご利用できる教材を無料でダウンロードできるマガジン…

編集長対談 小嶋が行く! 第4弾:太田一美氏 【第8回 幼年教育の質を上げるパイロットモデルに】<有料マガジン・メンバー無…

「ささエる」の小嶋悠紀編集長が、様々な人たちと特別支援に関する対談をするコーナーの第4弾です。 今回の対談相手は就学前の子供たちの療育を行っている一般社団法人Adva…

【ダウンロード資料あり】特別支援学級の基本スキル7

誰も悪くない。互いにねぎらい、教室を見合い、知識やスキルを共有し合うことから進めよう! 兵庫県公立小学校教諭 川原雅樹

教えっぱなしでいこう

「分かった?」と聞くと「分かった」と答えるけれど、またやってしまう。どうして? 静岡県公立小学校教諭 鈴木恵美子 家庭での1コマです。 「片付けなさい。分かった…

寝転んで一人で落ち着けるスペース

神奈川県公立小学校教諭 小塚祐爾 Q1,どういう工夫をした写真か  大きめの段ボールを段ボール置き場から探してきて、箱型にし、一人で落ち着けるスペースを作った。 Q…

三角定規に色テープを付けて「平行な線」をかかせやすくする

茨城県公立小学校教諭 後藤 隆一 ●写真の説明  書かれた直線と三角定規の〈赤い線〉を「赤ピタ」させ、三角定規の〈黄色の線〉同士を「黄色ピタ」させ、右側だけをス…

小嶋悠紀の特別支援教育コンパス第51回 【あらためてADHDとASDの教育現場における課題を考える⑥〜ASDの子供たちが起こす課題〜…

 大好評の編集長日記「小嶋悠紀の特別支援教育コンパス」は、毎月第1、3木曜日に更新されます。  特別支援教育の第一人者である小嶋編集長の貴重な知見が惜しみなく盛り…

読みの学習が困難な生徒に対して行った学習支援

読み学習のデザインについてご紹介します。〈①言語理解を深める ②読みのビジョントレーニング ③読解の反復練習〉 株式会社One Vision YCCもこもこ 笹野達哉

「長期記憶支援教材」で、あの子も授業に参加できる!

既習事項がいつでも思い出せる環境にすることで、学習内容が定着しにくい児童も主体的に学習できる。 北海道公立小学校教諭 佐々木翔平 小学校高学年でも、かけ算九九が…

パニックになるあの子が怒りをコントロールできるようになるまで②

イライラは発散させて対応しよう。 神奈川県公立小学校教諭 小塚祐爾  前回、「1」についてお伝えしましたので、今回は、「2」「3」についてお伝えします。 2 イ…

くり上がりのあるたし算は「ジョイントマット」を歩かせて〈体感〉させる

茨城県公立小学校教諭 後藤 隆一 ●写真の説明  9+4であれば、教師は「9歩いてごらん」「+4歩いてごらん」と指示し、歩かせる。3歩分はみ出すから、「9+4は、10と3で13」が〈体感〉できる。  くり上がりのあるたし算が苦手な子供に有効な手立てだった。 © 2024 TOSS,The Institute for Teaching-Skill Sharing #子育て #発達障害 #特別支援教育 #教室環境 #写真で見る #写真で見る特別支援教育のポイント

落ち着いて自習できる時間が生まれるアイロンビーズ

静岡県公立小学校教諭 広畑宏樹 Q1,どういう工夫をした写真か  自習課題の1つとして、アイロンビーズといろいろな形のプレートを用意した。 Q2,どんな効果があったか  学習課題を終えた後に静かに過ごすのが苦手だった子が、アイロンビーズだと集中して静かに過ごすことができるようになった。 ※支援級では、45分間授業を行うことが難しい子がいる。課題を終えた後は、読書や塗り絵、パズルなどをして静かに過ごせるとよいが、それらの活動に興味を示さない子もいる。アイロンビーズは、

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小嶋悠紀の特別支援教育コンパス第52回 【あらためてADHDとASDの教育現場における課題を考える⑦〜ASDの子供たちが起こす課題への対応(1)〜】

 大好評の編集長日記「小嶋悠紀の特別支援教育コンパス」は、毎月第1、3木曜日に更新されます。  特別支援教育の第一人者である小嶋編集長の貴重な知見が惜しみなく盛り込まれた、読みやすいのにDEEPな知識まで得られる連載です!  この連載はメンバーシップ限定記事ですが、第1木曜日はどなたでもお読みいただけます。  今回の記事はメンバーシップ限定となります。 ぜひ、メンバーシップにご登録ください!

<第3号ミニ特集>若手教師の特別支援教育実践③

特別支援教育に携わる若手教師たちが合宿を行い、それぞれの実践を報告し合いました。若手たちのフレッシュな実践の数々をご紹介いたします! (構成:「ささエる」編集部) 11、「コミック会話」で自分を客観視させる 腹が立つとすぐ我慢できず物理的に止めようとする5年生男児。話しても自分がやったとなかなか認めようとしない。2年男児とトラブルになったとき、「コミック会話」というものを使って自分のしたことを客観視できるようにした。 簡単なイラストを描いて「何がいけなかった?」と聞くと

<第3号ミニ特集>若手教師の特別支援教育実践②

特別支援教育に携わる若手教師たちが合宿を行い、それぞれの実践を報告し合いました。若手たちのフレッシュな実践の数々をご紹介いたします! (構成:「ささエる」編集部) 6、すぐにキレてしまう子供への効果的な言葉がけ すぐにキレてしまう4年生のA児に対して、1年間かけて、共感の言葉を掛け続けた。 「やりたくねえんだよ!」「そうか、やりたくないんだよな」 「あいつうぜえ」「そうか、うざいのか」 そのあと、何に対してキレているのかをはっきりさせた。 (学校行事で体育館が使えなくな

<第3号ミニ特集>若手教師の特別支援教育実践①

特別支援教育に携わる若手教師たちが合宿を行い、それぞれの実践を報告し合いました。若手たちのフレッシュな実践の数々をご紹介いたします! (構成:「ささエる」編集部) 1、自分はこのクラスに馴染めないと言っている不登校高校生Aへの対応 1 本人のことを知る努力をする 本人に直接聞くこともそうだが、保護者の方にも「普段どんな子なんですか?」と聞いてみる。そのことで、保護者と子供の話題で話せるようになった。また、彼が好きな食べ物は何か、ゲームは何かなど聞いたうえで、自分も実際に

「おてほんくんかけ算九九1,9の段」PDF無料ダウンロード!(メンバーシップ限定)

 ささエるメンバーシップにご登録いただきありがとうございます。  メンバーシップ特典としまして、特別支援教育にご利用できる教材を無料でダウンロードできるマガジンをご用意しております!  メンバーシップにご登録いただいている間は、無料で何度でもダウンロードできます。どうぞご利用ください。  第21弾は「おてほんくんかけ算九九1,9の段」です。  今回で「おてほんくんかけ算九九」がコンプリートできます。  「おてほんくん」は「トレースくん」や直写ノートで写して使う教材です。  現

編集長対談 小嶋が行く! 第4弾:太田一美氏 【第8回 幼年教育の質を上げるパイロットモデルに】<有料マガジン・メンバー無料>

「ささエる」の小嶋悠紀編集長が、様々な人たちと特別支援に関する対談をするコーナーの第4弾です。 今回の対談相手は就学前の子供たちの療育を行っている一般社団法人Advanceの太田一美氏です。 この対談のテーマは「未就学児の発達障害への治療的な保育とは」です。 第8回は「幼年教育の質を上げるパイロットモデルに」です。 ※有料マガジンとなっております。 ※続きはマガジンを購入いただくか、「ささエる」メンバーシップ(月額600円)にご登録いただくとお読みいただけます。(7-10月連

【ダウンロード資料あり】特別支援学級の基本スキル7

誰も悪くない。互いにねぎらい、教室を見合い、知識やスキルを共有し合うことから進めよう! 兵庫県公立小学校教諭 川原雅樹

教えっぱなしでいこう

「分かった?」と聞くと「分かった」と答えるけれど、またやってしまう。どうして? 静岡県公立小学校教諭 鈴木恵美子 家庭での1コマです。 「片付けなさい。分かった?」「うん。分かった」 と、返事をしたのに、子供はまた散らかしています。 「片付けなさいと言ったでしょ。何度言ったら分かるの!」 我が家ではこんなやり取りをしょっちゅうしていました。 同様に、学校でも「廊下を走りません。分かりましたか?」と注意すると、子供たちは「はい。分かりました」と返事をします。 でも直後に走

寝転んで一人で落ち着けるスペース

神奈川県公立小学校教諭 小塚祐爾 Q1,どういう工夫をした写真か  大きめの段ボールを段ボール置き場から探してきて、箱型にし、一人で落ち着けるスペースを作った。 Q2,どんな効果があったか  寝転んで落ち着きたい子が、この中に自分から入って、落ち着くことができた。 © 2024 TOSS,The Institute for Teaching-Skill Sharing #子育て #発達障害 #特別支援教育 #教室環境 #写真で見る #写真で見る特別支援教

三角定規に色テープを付けて「平行な線」をかかせやすくする

茨城県公立小学校教諭 後藤 隆一 ●写真の説明  書かれた直線と三角定規の〈赤い線〉を「赤ピタ」させ、三角定規の〈黄色の線〉同士を「黄色ピタ」させ、右側だけをスライドさせる。  簡単に「平行な線」をかかせることができた。 © 2024 TOSS,The Institute for Teaching-Skill Sharing #子育て #発達障害 #特別支援教育 #教室環境 #写真で見る #写真で見る特別支援教育のポイント

小嶋悠紀の特別支援教育コンパス第51回 【あらためてADHDとASDの教育現場における課題を考える⑥〜ASDの子供たちが起こす課題〜】

 大好評の編集長日記「小嶋悠紀の特別支援教育コンパス」は、毎月第1、3木曜日に更新されます。  特別支援教育の第一人者である小嶋編集長の貴重な知見が惜しみなく盛り込まれた、読みやすいのにDEEPな知識まで得られる連載です!  この連載はメンバーシップ限定記事ですが、第1木曜日はどなたでもお読みいただけます。 (前号の続きである) 6 独特の正義感  ASD(自閉スペクトラム症)の子たちの中には、自分なりの「正義感」を有している子供も多い。特に「ルールや約束」についてこだ

読みの学習が困難な生徒に対して行った学習支援

読み学習のデザインについてご紹介します。〈①言語理解を深める ②読みのビジョントレーニング ③読解の反復練習〉 株式会社One Vision YCCもこもこ 笹野達哉

「長期記憶支援教材」で、あの子も授業に参加できる!

既習事項がいつでも思い出せる環境にすることで、学習内容が定着しにくい児童も主体的に学習できる。 北海道公立小学校教諭 佐々木翔平 小学校高学年でも、かけ算九九が身に付いていない。 単元のまとめ問題をするころには、初めの内容をすっぽり忘れている。 わり算の筆算のような決まった手順をなかなか覚えられない。 小学校の先生であれば、だれでも一度はこのような子供を担任したことがあるでしょう。 特別支援を要する子供が、このような困り感を抱える背景は様々です。 その一つに、「短期記憶

パニックになるあの子が怒りをコントロールできるようになるまで②

イライラは発散させて対応しよう。 神奈川県公立小学校教諭 小塚祐爾  前回、「1」についてお伝えしましたので、今回は、「2」「3」についてお伝えします。 2 イライラの発散方法を決める  前回、パニックを収める方法について書きました。次に、パニックが収まったところで、まず、なぜパニックになったか聞きました。  Aくんがパニックになる時には、必ず本人なりの理由がありました。 Aくんの場合は、「予定通りにならなかった」「思い通りにならなかった」という理由が多かったです。